本山 圓満院

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  • 令和2年 新年のご挨拶

令和2年 新年のご挨拶

 新しい年を迎えて皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。
そして、闘病中の方々は快方に向かわれますように、また、すべての被災に遭われた方々と悲嘆の中にある方々には寄り添いがありますようにお祈りいたします。

 

 そして昨年は、今上天皇皇后両陛下が即位され、日本国が世界中から期待と信頼を寄せられました。同時に私たちも歓喜と精神性の絆を高める事が出来ました。また、ローマ教皇フランシスコが来日され、被爆記憶を自分事にする大切さと相互対話の継続性と核兵器の抑止力から廃絶にと力強い発信をされました。その上で、現代世界は、グローバル化で結ばれているだけでなく、共通の大地によっても、いつも相互に結ばれている。共通の未来を確実に安全なものとするために、それぞれのグループや集団が排他的利益を安易に求めないようにしよう、という意義深いメッセージを残されました。

 

 昔、自分で考えたり修行したりすることのない草や木がどうして成仏するのでしょうかと師に問うて、それではあなた自身の成仏のことはもうおわかりかな、と逆に質問をされたときがありました。何も草や木が功徳を積んで仏になるのではなく、草や木を見る人間が仏になるとき、草や木もいっしょに仏になるのであると気づかされたときのことを思い出しました。被爆75周年にあたり、落としどころをみる対話だけでなく共に傾聴をして、均衡の平和だけでなくそれぞれの小さな平安が認められますように、圓満院から宗教心のある実践活動をしたいと思います。

 

令和二年元旦
本山 圓満院 住職 東 和空

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