江戸時代のポップアート「大津絵」が
鑑賞できる唯一の「大津絵美術館」
昭和46年、先代門主が所蔵してきた大津絵など
古今の作品を広く公開する場として開館されました。
設立にあたり、全国より寄贈を受けた作品もあわせて多数収蔵されています。
昭和46年、先代門主が所蔵してきた大津絵など
古今の作品を広く公開する場として開館されました。
設立にあたり、全国より寄贈を受けた作品もあわせて多数収蔵されています。
大津絵とは、今からおよそ340年昔(江戸初期)、東海道五十三次の大津の宿場(大津の追分、大谷)で軒を並べ、街道を行き交う旅人等に縁起物として神仏画を描き売ったのがその始まりです。
元禄のころ芭蕉の有名な句に、「大津絵の筆のはじめは何仏」とありますが、大津絵師の描き初めは何の仏様であろうかとの意であります。宗門改め厳密に励行された、この時代に、庶民の一種の免罪符のような役割を大津絵の仏画が持っていたともいわれています。
1804- 1829年には「大津絵十種」と呼ばれる代表的画題が確定され、画題は増え続け、幕末には最盛期を迎えましたが、画題の簡略化に伴って減少し、現在では百余種とされています。
名も無き画工たちが書き始めたのが始まりで、その多くの絵柄は風刺、教訓の意味を持っています。
画風は、他の絵画にはない独自の力強さを感じる筆の趣を持っています。また多くの色を使用せずシンプルながらも、アクセントカラーがオレンジなど、どこかポップな印象があります。
神仏や人物、ひょうたんや動物のサルなどがユーモラスなタッチで描かれ、道歌が添えられています。
大人 | 500円(400円) |
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高校生 | 300円(250円) |
中学生以下 | 無料 |
障がい者 | 無料 |
※()内は30名以上の団体割引料金となります。
午前9時~午後4時半迄
※年中無休のため、いつでもご覧頂けます。
売店にて現在活躍中の大津絵師の方々の作品を多数展示販売いたしております。
記念にいかがですか?