本山 圓満院

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お寺ブログ

  • 新任のご挨拶

新しい元号を迎えて皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。そして、まずもってすべての被災に遭われた方々にはお悔やみを申し上げます。また傷病中の方々は快方に向かわれますように、悲嘆の中にある方々には寄り添いがありますようにお祈りいたします。
 
さて、この度は令和元年九月付をもちまして、わたくしこと東和空は、圓満院住職を拝命いたしました。千余年にわたり寺門の護持発展に尽力された歴代門跡、住職、ならびに檀信徒各位に報恩感謝をいたします。
また、令和という「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味にあって、まことに仏祖のご加護と天皇皇后両陛下の慈悲の御心であると感無量に存じます。
 
いま世界中で経済優先のグローバル化が急速に進んでいます。日本国内を見ても、経済的な側面にばかり重きを置いた価値観が社会を覆い、貧困やひきこもり・自死など各種の社会問題が深刻化するなかで、弱者に寄り添い心のケアを行うことの重要性が強く意識されるようになりました。ところが寺院の現場で活動する仏教者は、傾聴やグリーフケアなどについてどのように振舞うべきかを悩んでいることが現状です。
 
そのために私たちは、伝統仏教の教えである「戒定慧」を日常的に実践して、人間どうしの救いの見方をする日本人の精神性を開発してまいります。また天台教義である「一心三観」という問題解決方法により、今を犠牲にして先の平和を創造するのではなく、因縁の中の結果として今ここに集う人たちが平和でいることを今般の法灯の継承にしたいと存じます。
浅学非才の身ではありますが、まずはThink tankからDo tankへと微力を尽くす所存であります。
 
何卒、御指導御鞭撻のほど お願い申し上げます。
 
令和元年十月吉日
 
圓満院 和空 至心合掌
 

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